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こんにちは。ししどファミリー歯科菊名駅前院長の田中です。
お子様の乳歯が抜けると、成長を感じて嬉しくなりますよね。
生え変わりの時期にに多くの親御様からよくご相談いただくのが、「いつ乳歯が抜けるのか?」「永久歯がなかなか生えてこない」「乳歯が抜けていないのに永久歯が生えてきた」といった内容です。
乳歯の生え変わりはお子様の成長における自然な過程ですが、疑問や不安になってしまうこともあると思います。今回は乳歯の生え変わりに関する疑問や不安を一緒に解決していきましょう。
乳歯の生え変わりとは?
お母さんのお腹の中で歯は作られている!
あまり知られていないかもしれませんが、実は赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときから、歯は準備を始めています。乳歯の基礎となる「歯胚(しはい)」は妊娠7~10週目に形成され、永久歯も妊娠3~5ヶ月頃にはその元となる歯胚が作られます。この歯胚がゆっくりと成長し、生後数ヶ月後には乳歯が顔を出し始め、6歳頃から永久歯が生えてきます。
そして乳歯が抜けて永久歯に生えかわる頃には、その下で永久歯がしっかり準備をしています。
永久歯の歯冠(歯の見えている部分)が完成し、続いて歯の根が成長を始めると、乳歯の根を溶かす細胞が現れます。この細胞が少しずつ乳歯の根を溶かしていき、やがて乳歯がぐらつき、自然に抜けていくのです。そして、永久歯が顔を出す準備が整います。
乳歯が生えてくる時期と順番
乳歯は一般的に生後6か月から3歳頃までに生えそろいます。個人差はありますが、以下が一般的な乳歯の生える順番です。
1.下の前歯(下顎中切歯):生後6~10か月頃
2.上の前歯(上顎中切歯):生後8~12か月頃
3.上の横の前歯(上顎側切歯):生後9か月~1歳頃
4.下の横の前歯(下顎側切歯):生後10か月〜1歳半頃
5.第一臼歯(上下ともに):1歳〜1歳半頃
6.犬歯(上下ともに):1歳半~2歳頃
7.第二臼歯(上下ともに):2歳〜3歳頃
上記はあくまでも目安になりますので、よく「歯がまだ生えてこない」とご相談をいただくこともございますが、生えてくるタイミングは個人差がありますので、焦らずに様子を見てあげくださいね。
乳歯の生え変わりの時期と永久歯の萌出期
下記も目安にはなりますが、永久歯は6歳~13歳くらいで生えそろってきます。
個人差があるので永久歯が萌出する順番や時期が多少ずれることもあるので目安として捉えておきましょう。
永久歯の成長と生え変わりの時期に気を付けたいこと
口腔衛生の維持とむしば予防
乳歯が生え始めた時から、しっかりとした口腔ケアを始めることが大切です。
毎日お仕事や家事、育児とお忙しいとは思いますが、お父様、お母様がお子様の歯磨きをしっかりサポートしてあげましょう。当院では、ご自宅でも使えるフッ素入りの歯磨き粉や、お子様が使いやすい歯ブラシ、フロスなどもご用意しています。さらに、定期的に歯科医院でクリーニングやチェックを受けることも大切です。
私たちししどファミリー歯科菊名駅前では、お子様が楽しみながら口腔ケアを習慣化できるよう、予防指導にも力を入れています。
バランスのとれた食事
健康な歯と歯茎の成長には、栄養バランスが欠かせません。カルシウムやビタミンD、リンを多く含む食事をバランスよく取り入れましょう。また、お子さんが大好きなお菓子を完全にやめさせるのは難しいですが、食べる時間や量を決めたり、糖分が控えめなおやつを選んだりすることで、むし歯の予防にもなります。
定期的な歯科検診
定期的な検診は、健康な歯を守るための大切なステップです。特に生え変わりの時期には、歯の発育や並びを確認し、むし歯やかみ合わせの問題を早期に発見することができますし、難しいブラッシングも指導させていただきます。当院では、お子さんの成長に合わせたチェックとアドバイスを行っていますので、安心してお任せください。
乳歯がなかなか抜けなかったり、永久歯がなかなか生えてこなかったり等心配なことがあっても検診にお越しいただいていれば、レントゲンを撮影して確認したりお口の中の変化や経過も確認できるのでご安心いただけると思います。
矯正治療の検討
生え変わりの時期には、歯並びやかみ合わせに問題がある場合、必要に応じて、矯正治療を検討するのもひとつの選択肢です。当院では、最適なタイミングを見極め、効果的な治療を提案しています。
お子様の歯並びや噛み合わせに気になることがあればお気軽にご相談くださいね。
まとめ
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